年次別就農者の推移

新規就農者数は毎年400人台

令和5年度調査の熊本県における新規就農者数は402人(うち新規自営就農220人、新規雇用182人)となっています。
新規雇用を除く新規就農者数は、ここ数年250人前後で推移していましたが、令和5年度は220人となりました。

グラフ(新規参入者の割合)

新規就農者数は
2年連続減少

新規自営者は、前年より増加しましたが、新規雇用が減少。
全体で減少となりました。

グラフ(雇用就農者数)

新規就農者の出身別割合の比較

新規自営就農者のうち、3割以上が新規参入者です。

グラフ
平成24年度
グラフ
平成30年度
グラフ
令和5年度

年齢別新規就農者の割合

新規就農者の年齢別では26歳から40歳以下がもっとも多く、約半数を占めています。

グラフ
25歳以下
グラフ
26歳〜40歳以下
グラフ
41歳〜64歳以下

新規就農者の地域別就農者数

施設園芸・平坦地域
での参入が多い傾向。

地域別の新規就農者数のうち、新規参入者は熊本、阿蘇地域で多くなっています。比較的平坦地域での参入が多いこと。また、施設園芸での参入が多いことが要因として挙げられます。

グラフ(新規就農者の地域別就農者数)
(新規雇用除く)

経営類型別新規就農者

経営類型別では施設野菜が
最も人気がある。

新規参入者の経営類型別では施設野菜がもっとも多く、全体の1/3を占めています。以下、露地野菜、果樹類と続きます。施設園芸は初期投資にかかる費用はあるものの、5年後比較的に収益が上がり、技術的にも取り組みやすい作物といえます。
また、新規雇用就農者は、畜産で多くなっています。

グラフ(経営類型別新規就農者)