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1/19 第3回熊本県新規就農セミナー&就農・就業相談会(ホテル熊本テルサ)
1月19日(日)ホテル熊本テルサ テルサホールで『第3回熊本県新規就農
セミナー&就農・就業相談会』が開催されました。
たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
セミナーはまず、新規就農支援センター酒井センター長による「新規就農について」の講演が行われ、わかりやすく新規就農の心構えの説明を行いました。
次に菊陽町の酪農家 風間健太氏と南阿蘇村のトマト農家 荒木昌造氏に登壇
していただき、質疑応答形式で「就農への道すじ」を話していただきました。
何か苦労したところはありますか? という質問に、風間さんは「よく苦労した点は?と質問されますが、あまり苦労と感じてないです」とおっしゃられていました。
荒木さんは就農1年目にトマトが病気にやられてしまい、その上台風が来てハウスに穴があき大変だったとの事で、このようなお二人の生の声を聞くことは、新規就農を目指す方にとって とても役に立たれたと思います。
新規就農事例発表者のお二人は、そのまま会場に残られ、それぞれ奥様と共に
相談ブースに着席し、皆様からのご相談に対応されました。
普段、なかなか聞くことが出来ない奥様のお話も相談者の方には役に立たれたようです。
また、農業法人様との就業相談会や、熊本県認定研修機関、日本政策金融公庫、熊本労働局、熊本県農地・担い手支援課(次世代人材投資事業(準備型))、熊本市農政担当者の方等との就農相談会も同時に開催されました。
熊本県各地区に配置しております「熊本県地域就農アドイザー」11名の方も農業会のベテランとして相談者の方達からの相談に熱心答えてらっしゃいました。
相談者の方達の滞在時間は長く、ほとんどの方が最初から最後の時間まで滞在され、おひとりでいくつものブースを回られていて、じっくり相談されていたのが印象的でした。
【アンケートの感想】
●来てみる事に、とても意義があった。農業をしてみたいが、何を相談
したら良いかわかり次のステップを発見できた。(30代 男性)
●各ブースの説明が有ったら良かった。
(何を相談すれば良いのか判断できるため)(50代 男性)
●セミナー登壇者の発表が切実感があって良かった。(60代 男性)
●就農に興味を持つのはまったくの初心者も多いため基礎的なところから
教えて頂けるとありがたいです。(30代 女性)
●何をすればいいのか自分の考えが少しまとまった。(20代 女性)
●皆さん優しく声をかけて頂きました。(20代 男性)
●農業を始めるにあたっての具体的な動き方が聞くことが出来たので、
とても参考になりました。(40代 女性)
●各ブースの方から色んなお話を聞くことができたのでよかったです。
(10代 女性)
●考え方が変わりました。(考えが甘かったです)色々な方との
コミュニケーションが大事だと気付きました。(30代 男性)
●就職に向けての良い機会になった。(40代 男性)
●新規就農に向けての良い機会になった。(40代 男性)
●新規就農でされた方以外の既に実績がある話も聞きたかった点と
農業の未来の話も聞いてみたかったです。(40代 男性)
●具体的なところをもっと知りたい。先輩方ともっと会いたい。
話を聞きたい。特に自然農法の方。(30代 女性)
●たくさん実のある話が聞けたので来た甲斐がありました。(40代 女性)
●農業というものを色んな角度から知ることができた。
これから何をすべきかわかった。(20代 男性)
●開催4日前に(ネット広告で)知ったが、今後の方向を確認、情報を
得るのにとて良い機会でした。お会いした方々、ご丁寧で厳しくも
楽しかったです。(30代 女性)
●現場の声を聞く機会はあまりないので、大変ありがたい。(20代 男性)
玉名の宮本牧場さんと出会い色んな方の協力をいただいて菊陽町で独立されました。
これから酪農を始めたい人の相談も積極的に受け、後に続く若者を
応援したいと思っています。
熊本市出身。鳥取大学で乾燥地農業を学んだあと、
東京フィルハーモニー交響楽団のステージマネージャー経て
前職は学習塾教室長。南阿蘇に移住した父親が病に倒れたため、
自身も南阿蘇村へ移住。幅広い視野を生かし販路の多角化や、
新たな栽培方法に取り組んでいます。
観光と農業のマッチングで南阿蘇のファンを増やしていらっしゃいます。
自社トマトをふんだんに使用 *農園の様子 *soils cafe